最近とても多いSwayback姿勢とは?
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
年末・年度末で事務作業が増えてしまい、更新が遅れてしまいました。
さて、今回は『Swayback姿勢(スウェイバック姿勢)』について。最近は生活様式の変化や運動不足が原因で、このSwayback姿勢となっている方が非常に多いです。これは成人だけで無く、普段運動やスポーツをしている小学生や中学生でもこの姿勢になっている子がかなり増えてきました。
このSwayback姿勢になると、どのような症状や変化が出てくるのかと言うと...
- 肩こりや頭痛
- 腰痛
- 運動時の膝の痛み
- 体幹機能の低下
- 成長痛になりやすい
- 腰椎分離症になりやすい
- 消化機能の低下
- 呼吸機能の低下
- 下っ腹が出る
- お尻が垂れる
- 太ももが太くなる
- ふくらはぎが張って疲れる
- 脚(特に太もも裏やふくらはぎ)が攣りやすくなる
などなど。あげたらキリが無いぐらい出てきます。
Swayback姿勢とは実際どんな姿勢なのか?近くの整形外科や接骨院、整体などで指摘されてご存じの方もいるとは思いますが、
↓↓↓

このように足の着いている位置よりもお尻(骨盤)が前に出て、背中の上の方(肩甲骨あたり)はやや後方に引けて、頭は前方にやや突出した位置になります。
程度の差はありますが、上の写真ほどでなくてもお尻が前に出て、肩の位置よりも耳の位置が前に出ている人はSwayback姿勢になっている可能性があります。

また、普段から常に姿勢良く意識しすぎたことでFlat backという姿勢になる方もいらっしゃいますが、この説明はまた別の機会にしたいと思います。
では、なぜこのようなSwayback姿勢になると前述したような症状が出てくるのか。
順番に説明していきます。
※あくまで症状が出る可能性を示すものであるため、「絶対こうなる!」と断定はいたしません。そのため、文言の中に「~しやすくなる」や「~となる可能性がある」などの表現が多くなります。ご理解下さい。
まずは肩よりも頭が前に出ていることで、頭の重さを支える首の筋肉に負担がかかり、肩こりや首の痛みに繋がりやすくなります。また首と頭の付け根にある筋肉が硬くなり、頭痛やめまい、目の疲れなども生じやすくなります。

次に肩甲骨付近の背骨が後ろに行き、骨盤が前方に出ることで肋骨の下の方が動かしにくくなってしまいます。それにより息が深く吸えず呼吸機能が低下したり、横隔膜の柔軟性が低下して体幹のインナーマッスルの機能が低下したり、内臓が下方に下がって消化機能の低下を引き起こしたりします。
また、腰椎の上の方や胸椎の下の方の関節の可動性が低下して、背中が伸ばしづらくなります。反対に骨盤は前方に出ているため、腰椎の下の方(骨盤のすぐ上)は反りやすい状態になり腰の痛みを引き起こす可能性もあります。
さらに骨盤はやや後傾した位置になるため、下っ腹の筋肉が使えず、下腹部に脂肪がつきやすくなります。お尻の筋肉も使いにくくなるため、お尻が垂れるような状態にもなってきます。

足の位置に比べて骨盤が前方に出ていると、バランスを取るために太ももの前側とふくらはぎ(特に下の方)の筋肉を使っているため、太ももが太くなりやすかったり、ふくらはぎが張って疲れやすく、脚も攣りやすくなったりします。

また、股関節がうまく使えず、走る・跳ぶ・切り返すなどのスポーツ動作などで膝が前に出た状態になり、膝の前側に負担が繰り返しかかることで、オスグッドなどの膝の成長痛を引き起こす可能性があります。※厳密には膝が前に出るKnee-frontと、膝が内側を向き、つま先が外を向くKnee-in & toe-outといった動きをして痛みが誘発されます。

このように姿勢だけでもこれだけ身体の不調を引き起こす可能性があります。
Swayback姿勢になりやすい方は、
ソファーやイスにもたれかかってスマホやゲームをしている。

常にデスクワークや勉強で運動する習慣が無い。

などの方が多いですね。
※このブログを書いている自分も長時間座った姿勢でいるため、なんだかさっきからずっと動きたくてウズウズしています。事務作業が増えてくるとやっぱり身体が動かしにくくなるなーっと、最近身に染みて感じています。普段から長時間勉強やデスクワークをやられている方たちは本当にすごいと思います。たまに運動や整体などのケアで身体を労ってあげてください。
ちなみに、常に良い姿勢を取っていた方が良いというわけではありません。
このSwayback姿勢を修正出来るような関節の可動性と筋肉の柔軟性があり、姿勢を保つのに必要な筋力があれば問題ありません。
(それが難しいんだと思いますが...)
いくつかチェックすべき項目があるので、ぜひ確認してみて下さい
- バンザイをして腕が耳にくっつきますか?
- うつ伏せになり、バンザイした姿勢で頭をあげずに手が挙がりますか?
- 座った姿勢で背中を伸ばすように骨盤を起こせますか?
- 前屈して指先が床までつきますか?
- スクワットをしたときにつま先が外を向いていませんか?
- 両足をくっつけた状態で踵が挙がりますか?

本当であればもっといろいろとチェックすることもありますし、改善するための運動なども提示できるのですが、
その人の状態によって必要な運動や対処法が変わってくるため、ここでは説明しないでおきます。
最近では調べれば身体に良いと言われる運動やストレッチなどが簡単に検索できるため、健康のためにご自身で調べて頑張っている方も多いと思います。特にコロナ禍以降、運動や健康への意識も高まり、ランニングやウォーキングをする方も増えてきました。
ただ・・・、その運動は自分の身体に合っていますか?
良かれと思ってやっていた運動が、知らず知らずのうちに負担をかけているなんて勿体ないと思いませんか?
すでに強い痛みが出ているのであれば、整形外科などの受診も良いと思います。
痛みは無いが姿勢が気になる、将来の身体の状態に不安を感じる方などはお近くの整体院などにご相談いただければと思います。
当院でも身体の状態に合わせて、可動域などを拡げるコンディショニング(整体)プランや、必要な筋力や動きを身につけるパーソナルトレーニングプラン(ピラティス含む)、足の動きをサポートして普段の生活の中で改善を図っていくインソール作成など、その人の状態や生活習慣に合わせて施術を行い、自宅での運動などもご提示が可能です。
姿勢や身体の動きを改善したい方は当院へご相談下さい。