少年野球選手に多い投球エラー

当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

三郷スポーツ整体院Reve院長の恩田です。

今回は『少年野球選手に多い投球エラー』について。

少年野球の子で、特に低学年の子や高学年の子でもまだ成長期に入っていない子の場合だと、14mや16mでもマウンドからホームまでの距離が遠く感じてしまいます。

その中で、特に多い投球エラーは『ステップの幅』です。

ちなみに投球エラーとは、身体に負担をかけてしまうだけでなく、パフォーマンスも上がりづらい、非常に非効率な動き方になってしまいます。正直、自分自身も学生の時に知りたかったです・・・。

さて、この『ステップの幅』ですが、昔は「ステップ幅は足何個分」みたいに測っている選手も多かったですよね。

少しでもホームに近づくように幅を大きくしないと!とか、軸足で蹴る動きを強くしないと!とか、いろいろ試行錯誤していくと思うんですが、少年野球の選手のようにまだ身体が成長しきっていない状態で、ステップする幅を大きくすると『踏み込んだ足で身体を支えられない』んです。

そのため、重心が軸足に残り、手投げになってしまったり、リリースポイントが安定せずに全然ストライクが入らなかったり・・・と、良いことが無いわけです。

このようなタイプの選手には、意識的にステップ幅を調整する練習が必要になります。

※↑の写真は足の着く位置の違いによる投球フォームの変化です。下がステップ幅が狭いパターンです。

まずはキャッチボールなどの時から、普段のステップ足が着く位置よりも手前に足を接地するよう線を引いてみたり、

一度投球のフィニッシュの姿勢からテイクバックまで戻して、同じフィニッシュ姿勢を意識づけるとか。

身体の動きが覚えられるようなメニュー作りが必要なんです。

「なんでストライクが入らないんだ!」ではなく、どうしたらストライクが入るようになるか、いろいろな練習を通して、本人の身体に実感させてあげないといけません。

小学生などの育成年代の子は、成功体験をしたときが一番伸びるんです。

そのため、その成功体験を積み重ねる作業も必要になります。

ただ同じ練習を繰り返せば伸びるというわけではないため、いろいろなメニューを通して、様々な身体の動かし方をすることで成長していくように指導していかないといけませんね。

私自身、約10年近く少年野球などの育成年代の選手を指導してきた経験や、メジャーリーガーなども多数利用しているアメリカのDriveLineという『ケガの予防とパフォーマンスアップの両立』を目指す施設の【育成認定資格】を保有しております。

そのため、当院ではこのようにスポーツのパフォーマンスを上げたいという方に対して、パーソナルトレーニングで3ヶ月間で目標に合わせたスポーツトレーニングを行うことも可能です。

もし、普段練習をしていてもなかなか上手くならないという不安がある方はぜひ当院にご相談ください!!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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