野球の普及活動へ
当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
三郷スポーツ整体院Reve院長の恩田です。
昨日の木曜日は定休日ですが、今年で3年目になる小学校での野球普及活動について書いてみました。

昨今、野球人口の減少は凄まじいスピードで進んでいます。三郷市の少年野球連盟にも所属していたチームでコーチも行っていましたが、最近の三郷市の連盟に所属するチームのほとんどは単独チームで出場が難しい状態になりました。
最近は連盟の試合の方を見に行けていませんが、三郷市のリーグ戦出場チーム6チーム中、単独チーム2~3チーム。
同じチームで10人以上選手を集めることが難しい状態になっているということです。
たしかに少子高齢化の影響は大きいですが、三郷市は現在約14万人ほどの人口が居て、私が小学生だったときと比べると2万人以上人口が増えています。そして、保育園が足りなくなるほど、子育て世代が増えている状況であるにもかかわらず、野球人口は増えていきません。
大谷翔平選手がMLBで活躍し、WBCでの活躍もあり、野球熱が増えてきたとは感じていますが、依然として昔の野球のイメージが保護者世代やその親世代にも根強く染みついているのではないかと感じています。
「グラウンドに響く罵声、お茶当番、指導者の喫煙、子供の努力を否定、ただ基礎練習を繰り返して苦しいだけの練習の繰り返し」など。
※練習は必要です。でも年代において必要な練習は変わります。小学生にプロや社会人がやっている練習を繰り返しやったところで、大抵思ったような練習成果が出ません。それを子供が頑張っていないからという風にしないでほしいという意味で記載しています。
でも小学生の時はスポーツを楽しみ、プレイの中でミスをしても取り返すチャンスはいくらでもあると言うことを学び、スポーツを通して人間関係を学んでいくことが根本に無いといけないと私は思っています。
- 親やコーチからやれと言われたからやる
- 自分のミスを人のせいにする
- 同じチームメイト同士なのにエラーをした選手を責める
- 一度のミスで気持ちが落ちてしまい、その後のプレイに集中できない
- 保護者やコーチの顔色ばかり伺う
などなど。
こんなスポーツ、楽しいでしょうか??
自分の子供にやってほしいと思いますか?
本来であれば小学生が行うスポーツに対して強制をする必要なんて無いんですよね。人として間違ったことをした時は伝えれば良い。
そんな中で、先ほどブログ内にも出した大谷選手。
成績が素晴らしいだけで無く、『少しでも野球に触れてほしい』という願いを込めて、日本中の各小学校に送ったグローブ。これはニュースになり驚きましたね。

私が野球の普及活動に行っている小学校でも子供たちが使えるように毎回貸し出しをしてくれます。
小学生の低学年や初めて野球をやる子にも使いやすいようにあえて柔らかい素材のグローブを送ってくれました。
今日は今年度初めての活動でしたが、約30人の子が参加してくれました。私は初めて参加する子たちを中心に指導をさせていただきました。ボールを捕る・投げる・打つという単純作業の中でも、一つ前に出来なかったことが出来るようになって喜ぶ姿や、他の子よりもうまく出来る子がうまく出来ない子に対して教える姿など。この繰り返しで野球というスポーツがチームとして成長していくのだろうとしみじみ思いました。
この経験を元に野球を続ける子もいれば、続けずに別の道に進む子がいても全然問題ありません。ただ、子供たちが主体になってやるスポーツ(遊び)はこうで無いといけませんね。大人が干渉しすぎない程度が一番良いのかもしれません。
今回は普段の仕事とは全然関係ない内容でしたが、最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
たまにこんな話も入れてみたりするかもしれません。
