座って出来る太もも内側ストレッチ

当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

三郷スポーツ整体院Reve院長の恩田です。

今回は『座って出来る太もも内側ストレッチ』について。

普段立っている姿勢の中で、姿勢を保持する筋肉というのは身体の後ろ側にある筋肉が主体になります。そのため、立っている状態では常に身体の後ろにある筋肉が働いている訳ですが、後ろ側にある筋肉だけで無く、太ももの内側にある筋肉も立っているときは常に働いている状態にあります。

太ももの内側にある筋肉は股関節を内側に引く内転筋群と言われています。

この股関節内転筋群ですが、恥骨筋・短内転筋・長内転筋・大内転筋(浅層・深層)・薄筋と、5つの筋肉に分かれています。

これにプラスして太ももの前側にある大腿四頭筋の1つである内側広筋や、太もも裏にあるハムストリングスの内側である半腱様筋や半膜様筋も太ももの内側の筋肉を形成しています。

これらの筋肉が硬くなることで膝や股関節の痛みを誘発したり、姿勢不良を引き起こしたりする場合もあります。

同時に足首の動きを悪くしてしまったり、腹筋群などの体幹筋群との連動性が低下することで腰痛を引き起こす可能性もあります。

痛みだけでは無く、O脚を誘発してしまう可能性も出てきます。

よくあるような開脚でのストレッチで股関節の内転筋群をストレッチしていくこともあるでしょう。

しかし、

・開脚をするスペースが取れない

・いざやろうと思うとなかなか実行できない

・伸びている場所がよくわからない

などなど。

そんな時にやっていただきやすいのが座って出来る太もも内側のストレッチです。

実際にやり方を見ると何でも無い動きではあるのですが、

座った状態で膝を開き、その状態で片方の方を前に入れるようにして身体を捻ります。この時に捻った方と反対側の股関節内転筋群が伸ばされるようになります。

そして内ももを伸ばすときに膝を曲げているか伸ばしているかの違いで伸ばされる筋肉が変わってきます。

伸びている部分を意識しながらストレッチをやってみましょう!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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