膝を曲げたときに音が鳴る
当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
三郷スポーツ整体院Reve院長の恩田です。
今回は『膝を曲げたときに音が鳴る』について。

今回は当院をご利用の方のご紹介で、
『バレエのプリエをするときに音が鳴って動かすのが怖くなってしまった女性』の方を診させていただきました。
膝自体の痛みは30年以上前から出始め、現在は日常生活での問題はないとのことですが、
バレエでプリエをする際に膝がバキッと音が鳴るため、
周りに聞こえるほどの音で、プリエ自体をするのが怖いと言うことでした。
実際にプリエの動きをしていただくと、外にも聞こえるほど大きい音が鳴っていました。
このように「やりたいことを思うようにできない」という状態を可能な限り改善したいと思い施術を行っていきます。

実際の初回施術では膝の状態だけで無く、姿勢や全身の動き方・動かし方を診ていくのですが、
それを全て説明するとごちゃごちゃしてしまうので割愛します。
この方の症状の1つとして、股関節の開きづらさもありました。そして左右差も。
左の方が開きづらく、プリエの際は左の方が音が鳴りやすいとのことでした。
右も鳴らないわけではなく、曲げ方や荷重のかかり方で鳴り方が変わっている状態です。
ちなみにこの方の『膝の音が鳴る』原因は、タナ障害などの成長期の問題は無く、
後天的に生じたものであり、大腿骨の過度な内転・内旋、と下腿の過外旋が大きな要因です。
それに伴う膝蓋骨(膝のお皿)が過度に外傾している状態であったことが問題でした。
正直、膝蓋骨の亜脱臼をしているのではないかというお皿の位置だったので、
すぐに変化を感じられるか、改善する期待を感じてもらえるか。少し不安な部分もありましたが、
大腿骨と下腿の位置関係を改善するための施術で、思いのほかすんなりと
膝のお皿の位置も改善しました。
※毎回思うんですけど、この時に写真撮っておけば良かった~って。でも、お客さんの悩みに向き合ってると写真撮るとか考えられないんですよね。当院ではおそらくビフォーアフターの写真や宣伝などはほとんど出てこないと思ってください。
本人はもちろんのこと、同席したご友人の方も施術前との変化を感じていただけました。
しかし、これが良くなったからプリエの時の音が無くなるわけではありません。
これ自体は足関節などの影響も大きかったため、事前に荷重位での変化はまだ感じにくいと伝えておきました。
案の定、プリエの時の音は鳴るタイミングが変わりましたが、完全に音が消えるわけではありませんでした。
しかし、翌朝嬉しいLINEが・・・!
「昨日は丁寧に診ていただきありがとうございました!今朝、意識せずに立った状態でつま先を外に向けたみたら、いつもはアンバランスな角度が、ほぼ左右差無く左足を開けました~!すごい!!」(原文ママ)
と、ありがたいお言葉をいただきました。
初回の施術で変化を感じてもらえましたが、今後の課題は足首などの柔軟性&安定性(足裏の筋肉の機能)が重要になってくるため、
定期的な施術と、それに合わせたトレーニングでの負担軽減、症状の改善を図っていかないといけませんね!
当院では痛みの改善に特化したプラン/身体の状態を変えるためのパーソナルトレーニングプラン/家族で使えるプライベートジム。など様々な使い方が可能になります。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
